ライノプラスティー研究会
ホーム
トップページ
ニュース
研究会について
ライノプラスティー研究会とは
研究会の目的
セミナー
SEMINAR 2015
SEMINAR 2016
SEMINAR 2018
フォーラム
FORUM 2016
FORUM 2017
Faculties's essay (ブログ)
27/JUN/2016
N.O. / 研究会発足までの道のり
20/FEB/2024
N.O. / 活動再開
Inauguration of RHINOPLASTY S.C.
ライノプラスティー研究会 発足までの道のり
① バックボーン
昨今、あらゆる医療機関で、患者中心の治療計画を組み立てる傾向が、格段に向上しつつあるのを感じています。当会世話人代表も前任施設のときから、形成外科と耳鼻科と合同の斜鼻手術や、septoplastyに主軸においたrhinoplastyを永年行なってきました。機能面と形態を、それぞれを対応する医師がチームとして行なうことで、臨床的な好結果を得るだけでなく、関与した医療者の視点が広がって、個別に行なう治療にも好結果が期待できました。
しかし、一般的には診療科の壁はやはりまだありますので、外鼻の手術をチームアプローチで行なうことは全国的には、まだ極めて希有な状況と言わざるを得ないようでした。
一方、研修医制度が大きく変わり、卒後教育にも少なからず影響がでています。特に外科手技の伝承医学は、症例の分散、領域の拡大とあいまって、経験数が極端に縮小して、先細り傾向にあります。
② 夜明け
このような背景のもと、個人技に傾倒しがちなrhinoplastyの視野を拡大して、異なる立場の医師が参画して意見を語り合えたら、全体的な手術の安全性が増し、合併症の減少や患者の満足度が上がり、しいては更なる潜在的な需要も起こせるとも考えられました。また、知識や考え方の相互理解や、技術の伝承にも関与すべく、「外鼻手術の研究会」の立ち上げ機運の高まりを感じました。
そこで日本形成外科学会、日本頭蓋顎顔面外科学会、日本美容外科学会などで「鼻」をテーマにした活動を行っておられる医育機関の先生に声かけして勉強会の立ち上げを模索し、また同時に形成外科との合同手術を行なっている耳鼻科の先生にも声かけを行ないました。
2015年2月
まず学会のみならず実際の臨床面でも交流のある自治医科大学形成外科菅原教授に相談し、ライノプラスティーをチームアプローチとしてとらえ、耳鼻咽喉科の先生に声かけして勉強会を立ち上げる企画の賛同を得ることが出来ました。 既にほぼ同様の思いをもっておられました。
また耳鼻科と形成外科が合同で斜鼻治療の手術を展開している東京慈恵会医科大学の形成外科宮脇教授にお声かけし、既に学内で合同カンファレンスを開始されており、実務経験からも大きな賛同を得ました。
2015年3月
東京慈恵会医科大学でチームアプローチを実践しておられる耳鼻科の先生として浅香先生、飯村先生をご紹介していただきました。更に鼻の生理に精通されておられる東邦大学の吉川教授をご紹介いただきました。
2015年4月
形成外科総会の時に形成外科の3名が集まってブレインストーミングを行なって会の方向性の模索を致しました。(別項:会の目的)まずは年内に活動するにあたっては現状の6名の世話人会で勉強会をスタートすることにしました。
③ Rhinoplasty study group (Rhinoplasty S.G.) キックオフ
2015年6月
世話人会が開催され会の名称を「ライノプラスティー研究会」(rhinoplasty study group)とすること、実際の活動としてはまずはセミナーを行うことが望ましいと判断し、第1回のセミナーを11月22日に行なうことを決定しました。
2015年7月
セミナーカリキュラムの検討
2015年8月
セミナーのカリキュラムの作成
2015年9月
第38回日本美容外科学会学術集会、鼻のシンポジウム内にて告知
2015年10月
第24回日本形成外科学会基礎学術集会にてパンフレット配布
2015年11月
ロゴ作成
第1回ライノプラスティーセミナー2015開催
左から吉川、飯村、大竹、菅原、宮脇、浅香、各講師
2015年12月
セミナーは一定の評価を受け、今後も継続していくこと、世話人の構成に偏りがあり、これを改善するために増員することを確認されました。
しかし、それに伴って第1回セミナー開催に中心的に活躍された菅原先生は大学退職、御開業と重なり世話人を辞退されました。
④ Rhinoplasty Study Committee (Rhinoplasty S.C.) スタート
2016年1月
世話人の追加として形成外科では中北先生、緒方先生、渡辺先生、耳鼻科では菊田先生、渡辺先生が加わっていただきました。
組織の拡大に伴い組織名の英語表記をrhinoplasty study committeeに改変し、新たにロゴマークを作成しました。
6月にライノプラスティーフォーラムの開催、10月にライノプラスティーセミナーの開催を計画しました。
2016年2月
会のホームページを開設、2015セミナー内容のPDFでの配布を開始しました。
世話人会が開催され、6月26日のライノプラスティーフォーラム開催と10月16日のライノプラスティーセミナー開催について確認しました。
新世話人 後列左から浅香、緒方、飯村、菊田、渡辺頼勝、渡辺荘、前列左から宮脇、大竹、中北(吉川先生は欠席)
2016年5月
ライノプラスティーフォーラム2016の構成と演題募集など実務作業を行いました。ようやく会として体裁が整いました。
(2016年5月記)
20/FEB/2024 N.O./活動再開
2024年2月
コロナ禍で活動を中止していた当会ですが、厳格な医療施設ではまだ完全なる解放とは言い難く、再開の目処を模索しておりました。
しかし、2023年末に各世話人からの再開機運が高まり、2024年度より再開する事になりました。
都合5年のブランクがありましたので世話人の緒方先生が大原先生に、渡辺荘先生から宮本先生に変更を経て組織改変しました。
前列左から渡辺、宮脇、吉川、大竹、中北、宮本。後列左から飯村、浅香、菊田。(大原先生は欠席)
(2024年9月記)