RHINOPLASTY STUDY COMMITTEE
ライノプラスティー研究会について

 
 

ライノプラスティー研究会とは...


長く医学界では鼻の機能と形態は別々に論じる傾向にありました。

鼻の手術において満足度の高い治療効果を安定させるためには、機能的外鼻を扱う耳鼻科医と主に形態を扱う形成外科医が協力して治療に臨むべきで、そのために共同の研究会やワークショップの開催が望ましいと思われていました。
しかし、現実的には診療科を超えての協力体制はまだまだ不確実な状態でした。

それでも最近になって、漸くいくつかの施設では外鼻手術を複数科が共同して行うチームアプローチがはじまってきました。
他領域でも最近盛んになりつつあるこのチームアプローチの機運が高まってきた今こそ、多方面からの視点での外鼻手術勉強会設立の好機と感じました。

まずは既にチームアプローチを行っている医育機関の有志が世話人となり、この研究会を設立いたしました。
鼻を内側からアプローチして機能を扱う耳鼻咽喉科の医師と、外側からのアプローチして形態を扱う形成外科の医師が同じフィールドで鼻の手術に関しての勉強をして、医療側の質的向上をはかり、より安全で高度な医療を提供する事で、1人でも多くの患者さんの幸福につなげたいと思っています。


基本的な知識の整理と手技を扱うセミナーと、最先端の問題点を語るフォーラムを軸として活動し、医療側の質的向上を目指します。同時に一般に対してより正確な情報を提供していきたいと思っています。